挑戦の記録

約10年間ファンとして応援しているアーティストの協力をさせて頂いて感じた事

どうもこんにちは。

茶碗に食べカスを残すのが気になるタイプなので、ファミレスで完食後ひたすらお皿を箸でつついてたら妹に「ねえ。それお皿の絵柄だからいくらつついても取れないと思うよ?wwwww」と言われて3年くらい殻に閉じこもりたくなった天然男、飯島裕之(KunKun)です。

そんな僕は元々アーティスト(ダンス、絵画、アパレルなどの)経験が長いことから、マーケッターを生業としている現在もいわゆる”表現者”さんのプロモーションや企画作りなどのお手伝いをさせて頂くことも多いです。

そのうちの1人に、僕自身10年くらいファンとして応援している『SHU-THE』というラッパーがいます。

先日、彼のサブスク会員限定で行ったクローズド企画のインスタライブがめちゃくちゃ愛に溢れた空間で。マーケッターとしても学びが多くてもう最高だったなあー。

ということで、この記事ではSHU-THEという1アーティストのサポートから確信した「ファン心理を汲み取ったサービス設計」の大切さと、サービス内でのやりとりを実際に目の当たりにして感じた事を書き記します。

 

ファン歴10年。多大な影響を受けた表現者の1人をサポートする事に

SHU-THEというアーティストとの関係性は話し出すと5記事あっても足らないくらいなので、ココでは端折ります。が、前述の通りでとかく僕が10年ほど前にデモCDを受け取ってから応援しているラッパーです。

リアルな情景を描写しながらも、どこか懐かしさを感じられる作品が多く主に10代20代のファンから圧倒的な支持を得てる、江戸川区を代表する音楽家ですね。

『クズレペゼン』なんかは彼の代表曲と言われていて再生回数も凄まじいです!

 

 

 

ちなみに彼の楽曲から感銘を受けたリリック(歌詞)は数多くあり、パフォーマーだった僕が後々ビジネスマンに転身する際に叩き込まれた重要な意識・考え方と酷似するものも少なくないです。例えば以下のような感じ!

「全米が泣いても君が知らんぷり、それじゃ音楽の意味がないよ」という歌詞は「多くの人に好かれようとして書くメッセージよりたった1人に書いたメッセージの方が、結果より多くの人に突き刺さる」という、僕が情報発信する際にも意識している大事な指針になっているし。

「巷によくある音楽で巷によくあるテーマと歌詞。だけど、辞書とか誰かの引用じゃない!持ってけよ俺の言葉だ」という歌詞は「他の人が同じ内容を発信していても、後発だからダメかもと気にする必要ない。その人にはその人のストーリーや個性があってそこで差別化出来る」という、こちらも僕が情報発信する上で大切にしている指針になっています。

まあそんな感じで、とにかく私・飯島裕之という人間を語る上では外せないくらい影響を頂いてる音楽家なわけですが(笑)2019年夏に初めて2人でSHU-THEと食事に行く機会がありそこでお手伝いさせて頂く運びになりました!

メイン商品とはずらしたサービスを設計することの重要性

僕から提案・サポートさせて頂いてる部分は、Web制作から企画提案などいくつかあるのですが、その中の1つに『楽曲(メイン商品)以外からのマネタイズ』の提案があります。

メイン商品以外からのマネタイズとはどう言う事か?なんですが、コレは要するに、音楽家で言うところのCDのアルバムやiTunesのシングルなど、音楽そのもの以外にも収入の柱を立てる!と言う事です。

 

「音源販売以外でどのような収入源やサービスを構築するか?」については、そのアーティストの特性によって変わってきます。が、SHU-THEの場合は「サブスクモデルのサービス展開が合ってるな〜」と感じたため提案しました。

ちなみに、サブスクとはサブスクリプションの略称で「料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる」形式のビジネスモデルですね。

昨今、多業種において浸透しつつあるサブスクモデルですが、こちらのビジネスモデルをSHU-THEの濃いファンに向けてファンクラブ的なニュアンスで打ち出しました。(年額¥5,980で販売していましたが、特典にサイン入りステッカーなどの現物商品の提供なども含まれており現在はキャパオーバーのため募集をクローズしました)

…と書いてはいますが、くれぐれもサブスクモデルイイよ!稼げるよ!お金になるよ!なんて端的な事を伝えたいのではありません(笑)

楽曲販売以外のマネタイズサービスとして、サブスクモデルがハマると思った理由はあくまでも『SHU-THE自身に信用残高が溜まりまくっていたから』です。というのも、SHU-THEは制作した楽曲を長年無料(YouTube)で配信し続けているんですね。

もちろんCDにしか収録されていないような曲も存在しますし、iTunesでしか購入できない曲も存在します。が、制作した楽曲のほとんどを無料配信し続けています。

 

リスナーやファンからしたら、毎回新作を無料で聴けるので「アザっす!」な状況なわけです(笑)

が、それと同時に無料で受け取った楽曲に感銘を受けたり人生を救われたりしてファンになったリスナーさんが

「絶対に売れて欲しい!」
「もっとお金を出したい!」
「全力で力になりたい!」
「恩返しがしたい!」
「アルバムを購入する以外にももっと応援したい!」

と思い始めるんです。(音楽の力って凄いですよ。僕も救われたうちの1人です)
これってつまりは、与え続ける事で勝ち得た積み重ねによる”信用”ですよね!

楽曲を無料配信せずリリース時に有料で売って、その場で対価としてお金を頂く形ももちろんアリです。がそのような『貨幣経済』だけでなく、昨今は信用=人生の選択肢を増やす手段という『信用経済』が人をより豊かにする!と方々で言われています。

“信用”というのは目に見えないものだけれど、いざとなればお金にも換金できる。貨幣も大事だけど信用も強いよね!といった考え方ですね。

コレ、くれぐれも「お金を頂いて楽曲売るな!」とか「目先の利益を取るな!」とか「必ず無料配信しろ!」とかそんな事を言ってるのではなくて、

自覚してないだけで、CDのアルバム代以上の大きな価値をアーティスト側が提供していることって往々にしてあるよ!という事です。

だから、ファンがアーティスト側に課金できるサービスを『音楽そのもの』だけにして置く事。つまり積み重なった信用を、応援に変えられる(課金して支えられる)余白を十分に設計しておかないと凄く勿体ない!ということです。

アーティスト側も収入源が増えれば、活動の幅を広げるための資金に当てれるわけだし(例えば新たな機材を購入したり、アルバイトのシフトを減らしてその時間を練習に当てたりも出来ますよね)

ファン側からしても、好きな人(アーティスト)を応援する事自体が喜びになったりするし、なんなら恩返しにもなったりする。それがファン真理というものなんですね。

僕はオタク気質で、わりとアイドルも好きだった男なので凄くよくわかっちゃう部分だったりします(笑)

今回は歌手の事例を挙げましたが、とかく、表現者さんの場合は特に作品販売以外にも課金できるサービスを設計しておくことが大事で、応援する側もされる側も幸せになれるとても大事なことだよ!ということが伝えたいです。

もちろん圧倒的な作品・実力があるというのは大前提ですけどね!!

ここからは完全なる余談…

余談ですが、SHU-THEのサブスク会員限定特典として『SHU-THEへのオンライン生質問会』という企画を開催したんですが控えめに言って最高でした。

内容は、会員だけが閲覧できる専用のインスタアカウントを作成し、そこでインスタライブを生配信する!というもので、特段真新しさは無いです。

ただ、普段SHU-THE自身、プライベートはもちろん楽曲に込めた想いだとかその背景を語る事が一切無い。そしてその窓口も一切設けないアーティストなので、ファンからしたら普段できないSHU-THE本人への質問をコメントにてその場で直接ぶつけることができる。ヨダレが止まらない程の企画なんですね(笑)

案の定、支持してるファンの方の人生もコメントから垣間見える愛に包まれた空間となりました。

「1000万円の借金をして辛い時期がありましたがSHU-THEさんの音楽があったから乗り越えられました」とか「うちの会社の社歌を制作して頂くことは可能ですか?」とか。

どれも共感ばかりで、愛に溢れていて素敵な空間だったなあ。

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KunKun

本サイトBackGround運営者。"クリエイター・技術者の心を誰よりも理解できるWebマーケッター"として活動。販促デザイン×WEB集客=ハイブリットマーケティングで主に実業家さんの商品/サービスの認知拡大、売上アップを裏側からサポート。

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